WebPRの手法
WebPRは基本的に、全体の企画・戦略立案、Webコンテンツ設計、情報拡散、効果測定といった段階を経て、実施されます。株式会社ユニクロが実施したWebPR、「UNIQLOCK」を具体例として説明してみましょう。このWebPRは、UNIQLOをグローバルブランドとして確立することを目的とし、言語の壁を越えたコミュニケーション「DANCE×MUSIC×CLOCK」をコンセプトに展開されました。当初はDRYポロシャツのプロモーションを通じて始まりましたが、その後も対象商品を次々と変えて、現在もPR活動を行っています。
WebPRの成果
公開されたコンテンツは、対象商品を身にまとった無表情な女性が時計のリズムにあわせてダンスを踊る、という極めてシンプルなものでした。しかし、2007年4月から2008年12月だけで、ページビューは200ヶ国以上の国々から約2億PV、ブログパーツ設置数は88ヶ国から5万個以上、報道件数300件以上、と、絶大な効果をあげることが出来ました。そして、カンヌのグランプリをはじめとした世界三大広告賞を総なめにすることも出来ました。
WebPR成功の秘訣
このWebPRが成功した秘訣は、どこにあるのでしょうか?まず、影響力のあるWebニュースメディア・インフルエンサーを選定したことが挙げられます。ニュースリリース後には、複数のメディアで掲載されることができました。そして次に、国内外のブロガーにスクリーンセーバー、ブログパーツなどを提供することによって、UNIQLOCKの体験に関わるコメントを集め、それを傾聴し、計画修正に取り入れたことが挙げられます。
WebPRとブランディング
また、UNIQLOCKのバージョンアップやiPhone版の公開だけでなく、You Tube上でダンスオーディションの模様を公開したり、株式会社ユニクロのプロジェクト担当者やクリエイターからのメッセージをPR素材として伝えるなど、定期的にニュースコンテンツを提供することによって、メディア報道を継続的なものとすることも、認知向上・ブランディングに大きく貢献したと言えるでしょう。
WebPRの具体的な成功ポイント
このようにUNIQLOCKは、Webコンテンツが非常に優れていたことは言うまでもありませんが、基本的には、全体の企画・戦略立案、Webコンテンツ設計、情報拡散、効果測定、という流れを踏んだWebPRであることが分かります。また、PR期間が比較的長かったため、測定された効果をすぐに全体の企画・戦略に反映することを怠らなかったのも、成功のポイントの一つでしょう。
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